Mitumeru1103

言わ猿じゃ 寂しい日もあるしゃべりたい

止まった時間思い出の人

少し風が出始めた午後

 

ダイビングをするっていうお客が3人やって来た

お昼を軽く食べてから潜るって

カレーを注文したっけね

 

そして3人で陸からエントリーしていった

波が立ち始めた海に

 

湾内だし、ほんの小さな半島に沿って、

陸近くを潜るからって

 

波頭が白く目立ち始めた頃

2人だけ戻ってきた

 

  それからいろいろな事があったんだけど

 

自分で浮上して戻っては来なかった彼が

白いお皿にスプーンをことりと置いて

海を見詰めてから

立ち上がっていく静かな一瞬を

私は忘れない

 

 

 

 

 

 

 

会いたい人

夕暮れ時になると

会いたい人に会える

時空を超えて自由に会えるようになる

いつ出会ってどの時代に別れたか

そうゆう事を超えて会えるようになる

時間の刻みが永遠に寄せていくから

スケールが変わるんだよ

遠い昔もさっきも

時間の刻みのねじれの渦の中で

ただ懐かしさにあふれる

夕暮れ時は美しく

想い出は忘却の彼方で自由にはばたき始める

 

 

 

 

行きたい場所

行きたい場所にどうやって行くか

列車で訪ねたいと思いましたよ

地元の人々が乗ったり降りたりする普通列車

 

昭和の人々が

そのまま昭和を生きているような

幻と錯覚の街角に夕日が伸びはじめ

五時のお帰りの鐘が鳴りだしたら

もう永遠に引き返せない気がする瀬戸際な風景

 

車窓を割って入ってくる夕日に自分の貌を沈めつつ眺め返す

流れ去る時間をなんとか手繰り寄せようと

 

 

株で旅

今週のお題「懐かしいもの」

 

時の彼方に置き去りで、

持っていること自体忘れていた中国株

 おう、懐かしいのう、

存在してたんだっけ君

 

20年近くの歳月ですっかり成長していたんだね、

ずいぶん立派に育ったもんだわ、

  で、

売り飛ばして、

旅立って、

そして戻ってきて、

パンドラの箱を開けたら

自分の書いた文章が出てきた

これを懐かしいもの、と

呼ばせていただこう

 

昔買った株を売って

懐かしい風景に巡り逢う旅に出ていたのさ

 

雑草が生い茂る季節に不在だったので、

庭に鹿が訪ねてきた、夕暮れを背負って

 

 

 

 

 

 

懐かしいもの

懐かしいものって、

  自分のブログ

放置されてこの世の片隅で

健気に自分を待ってるブログの文章

 

 さて、新しい息を吹き込むべ

 

自分の中に住んでいる経験と想像と誰かの想い出の

懐かしい24人のビリ***ガンに再会して再開

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主語のない文章と癖

日本語は主語をとばして

書いたり話したりする事が多い言語ですね

 

だから、読み手が何を主語に置いて読み取るかで、

本来伝えようとしていた意図で伝わらず

相手を怒らせたり、悲しませたりする場合が出てくる事がある

 

これを避けるために、

主語を入れて書くと、

ぎっちりくどくど

 

わたしが、あなたに、私のりんごを

あなたの籠に入れようと、

私のバッグから一個のりんごを取り出して。。。

 

こなれた文章で

正確に意図を伝える為の

省きどころを選ぶのが下手くそなんですよ、私は、

 

と、早速、私は、と、

主語を付け加えてみる

 

相手と多くの情報を共有し合ってない間柄だと、

この誤解は

ますます度数を増す。

 

私は言葉遊びが好きだから、

玉転がしで

じゃれる犬の様に

ブログの中で

でんぐり返って走り回ってしまうわけだけど

 

ひょっとしたら

たまたま飛んできた玉に当たって

不機嫌になる人もいるかもしれず、

 

だから、遊びは、

誰も来ない広場でやってる方が

思わぬ迷惑をかけずに済むかもな、

とは思う

 

 

玉を追っかっけて

咄嗟に走り出す癖の抜けない犬は

交通事故に合いやすいわけで

困ったもんだ問題。

 

    たまたま玉を、とか、

    もんだ問題とか、

音を重ねる遊んじゃうもんだから、

 

またまた

玉を追っかけて

側溝に速攻で 

オチるわけさ

 

この体質を何とかして、

エッセイを試して みようと

esseyerが点灯したけど、

 

 

 

 

ひょっとして、

根っこは同じ言葉なのかな、、、

 

      完治せぬ癖を感知で苦笑する

    どこまでも音を追いかけ越境す

     影響は受けたが 解らぬ真の意味

     意味真の解らぬ深さを知らぬ奴

 

これ、全部、主語は私で読んでよね

止まらない脱線エッセイ混線中